成田|田中稔眼科 成田|田中稔眼科
飛蚊症にお悩みの方 どうぞご連絡下さい。
飛蚊症の硝子体手術を行いました。患者さんは両眼の視野の中心に輪状の大きな硝子体混濁があり日常生活にも支障をきたしておりました。手術を依頼されてから約三年間、 「手術の適応は慎重に」と説得して来ましたが支障の程度が限界に達して来ましたので万全を期して手術を行い、約3ヶ月がたちましたが順調です。  万全とは手術前に眼底にレーザー治療を行い何がおきてもしっかり対応出来る体制で行いました。 これまで数千例の硝子体手術を行って来ましたので術中術後のいかなる合併症にも対応出来ると確信し実施しました。飛蚊症にお悩みの方 どうぞご連絡下さい。
花粉症について

花粉症の季節が近づいて来ております。花粉の飛散する前から点眼を開始すると、その年の症状が軽くなるとも言われています。アレルギーと思っていても大きな病気が隠れていることもあります。 「充血」とはとても大切な症状です。是非眼科専門医の治療をおすすめします。

子供の視力について

供視力の成長は小学校入学前に止まってしまいます。遠視や近視があったり、斜視があったりした為に視力の成長が妨げられ弱視になる事もあります。子供は片眼が見えなくても訴えないこともあります。 3歳になると視力が検査できるようになります。就学時検査の結果も含め小学校に入る前の視力検査をおすすめします。

コンタクトレンズご希望の患者様へ

コンタクトレンズは販売当初より医師の診断が必須の物とされてきましたが、なかなか守られてきていませんでした。
やっと平成17年4月の改正薬事法により「高度管理医療機器」として指定されまして、新規の処方・購入には視力検査を含め眼科医による眼球の検査(前眼部・透光体・網膜など)をしなければ使用する事が出来なくなりました。 処方時が大切なのはもちろんの事、装用中の視力の変化・角膜の異常・涙の増減など様々な微弱な変化は自己判断では的確でないことも多いと思います。(そのために眼科医による定期検査が必要なのです)


当院では開院当初、院外処方により対応させて頂いておりました「コンタクトレンズ処方」ですが、思いのほか「一般診療」の患者様の割合が多く、コンタクトレンズご希望の患者様にとりましてもご満足頂ける対応が難しくなってきましたので、 当院ではコンタクトレンズの新規処方は行わない事とさせて頂くことになりました。コンタクトレンズが普及している昨今検査をせずに使用し、角膜潰瘍・失明等の事故報告も少なくありません。 必ず現在コンタクトレンズ使用中の方・これから新しく使用したい方は、使用可能眼かどうかの診察をお受けになる様おすすめします。当院では眼科的診療(角膜・結膜・水晶体・硝子体・網膜等の疾病有無の検査)のみをさせて頂いております。
お気軽にお申し付け下さいませ。(一般診療扱い)


診察された後、最寄り(行きつけ)のコンタクト販売所に検査結果をご報告頂ければご希望のコンタクトをご購入いただけることと思います。よろしくお願い致します。


尚、わからない事などございましたら、お気軽にスタッフまでご相談下さい。

白内障の手術で考慮すべきこと

白内障といわれた。くすりで完治しないため手術を考えている


Q. 六二歳、男性。一年ほど前から、眼鏡の度が合わなくなり、老眼鏡がなくてもちかくのものが見えるようになりました。気になっていたので、最近、眼科に行ったのですが、医者からは「白内障」だといわれ、 カタリンとアギフトールSというくすりを処方してもらい、現在使用しています。今のところ、とくに視力が落ちたということはありませんが、くすりでは完治しないと聞いたため、手術を受けようとも考えています。 もしも手術を受けるのであれば、どういった時期に受けるべきでしょうか。手術適応の判断材料がありましたら教えてください。(千葉県 Y・H)

A.以前よりも手術は安全で簡単になったが


安易に考えるべきではない


白内障とは水晶体が混濁し、その混濁の程度や混濁している部位によりさまざまな視 機能の低下をきたす疾患です。「白そこひ」ともいわれ、その名のごとく多くは水晶体が白濁していきます。 進行すると黄褐色、さらにすすむと黒褐色になり非常にかたくなってきます。若いころの水晶体にはやわらかいたんぱく質が「ふくろ」の中に入っていますが、年齢とともにかたくなり、同時に混濁してきます。 かたくなってくると屈折状態が近視のように変化し、近くが見やすくなったりもします。


前述の視機能とは視力や視野などをさしますが、白内障の場合、混濁した部位や程度により初期ではまぶしく感じます。また、混濁した色によってはコントラストが低下したりもします。そしてさらに進行すると視力が徐々に低下してきます。


このような白内障に対し、昨今では、昔のように見えなくなってから手術をするということはあまりなく、 クオリティオブライフの向上とかクオリティオブビジョンの向上と表現されるように「不便になったら手術をしましょう」と申し上げることが多くなっています。 しかし、先述のとおりひと口に白内障による視機能の低下といっても症状はさまざまです。したがって、実際に手術をしようと思うのであれば、その前に自分の症状について十分考慮すべきだと思います。


一例をあげますと、白内障の症状が左右の眼で差があるのであれば、手術前によく考える必要があります。というのも、仮に混濁の強いほうの眼を手術して視機能が回復すれば、もう片方の眼の弱い混濁がとてもじゃまに感じるからです。 まぶしさや色に対する感覚も、左右での違いがわかり気になるかもしれません。また、手術後に左右で屈折の度数が違ってくることがあることも考慮すべきです。手術を受けた眼はそのあと、 軽い近視になるように眼内レンズの度数を決めることが多々あります。そうした場合、まだ手術をしていない片眼に強めの近視が残っていればとても不便です。これを「不同視」といいます。


ほかに手術前に考慮すべきケースとしては、白内障のない眼に白内障以外の病気があって視力がかなり低下している場合、すなわち白内障になってしまった眼のみが便りの場合です。 逆に白内障になった眼に眼底出血などのほかの病気を併発している場合もあります。この場合、白内障の手術をしても視力はあまり回復しません。


以上のように、単に白内障といってもその人その人で手術の適応を決定するには多数の要素があり、単純な手術だからすぐやりましょうといったことをしてはいけないと思います。 手術の決定にあたっては十分なインフォームドコンセント、いわゆる「説明と同意」がとても大切です。手術をしてくれる眼科医とよく相談してください。


最近の白内障手術は傷口も3o程度でとても安全に行われるようになりました。条件が満たされれば入院も必要とせず、いわゆる日帰り手術も可能です。 しかし、決して安易に考えてはいけません。一万人に何人かは手術時に感染をおこし失明することもあります。また、手術中に合併症がおこり、引き続き大変な追加手術を必要とすることもあります。


「簡単ですぐ終わります」といわれたら、十分な説明を受けてください。大切な眼です。くれぐれも慎重に考えましょう。


回答者 順天堂大学浦安病院


眼科教授
田中 稔


暮らしと健康 2002.11


ダ・ビンチ(DA・VINCI) 試験とは
レオナルド・ダビンチとは関係ありません。
加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、高度近視等の最近の治療として抗VEGF療法が行われてきています。
これらの病気は新生血管が発症したり、血管壁が異常であるために視力の中心である黄斑部に出血やむくみ(浮腫)がおこり視力が高度に障害されます。
抗VEGFはこれらの病態に有効であることから各種の薬剤が開発されています。
ダビンチとはVEGF・Trap-Eyeという薬を硝子体内に注入して症状を改善する臨床治験です。この薬は加齢黄斑変性に有効ですが最近、糖尿病による黄斑浮腫にも有効である事がわかりました。
近いうち我国でも臨床の現場でこの薬が使える様になると思います。